山形で夏になると必ず作るそう。

ごはんに、豆腐に、そのままでも。ちょっと刻むのは大変だけれど、あるとなにかと便利な一品。

山形のだしとは

夏に山形県でよく作られる家庭料理で、レシピはその家によって様々なものがある。
単に”だし”と言ってしまうと”出汁”と区別しにくくなるため、東北のスーパーなどではよく”山形のだし”という表記がされる。

材料

山形のだしは、前述したように家庭によって様々なレシピが存在する。ベースはきゅうりとナス。これに加えて大葉、みょうが、山芋、昆布、などが使われることが多い。自分なりにいくつか試し、今回は大葉とみょうが、昆布を使うことにした。
※あくまで私なりのレシピです。

  • きゅうり・・・1本
  • なす・・・1本
  • 大葉・・・5枚
  • みょうが・・・4個
  • 昆布・・・1枚 (20cm四方)

ちなみに上記の量で作ると1リットルくらいできるので適宜調整してね。

取れたての夏野菜たち。

作り方

1.刻む

材料を刻みます。この料理の95%はこの工程です。頑張ってください。

大きさは3mm立方くらいがちょうどいいと思う。

みょうがを入れるとお上品な香りに。

2.味付け

刻む作業が終わってしまえばあとはもう完成したも同然。 これらを混ぜれば完成。

  • 醤油 … 大さじ3
  • みりん … 小さじ2
  • 酢 … 大さじ1/2
  • 砂糖 … 小さじ1

味付けは本当に家庭によって様々。私が終電を乗り過ごして泊めてもらった同級生のお宅(山形)では、醤油とゴマ油少々だそう。ネットで調べると、めんつゆを使っているレシピが多いみたい。
今回は、上記に加えめんつゆをひと回しでキメます。思い付きで、ちょっとだけ一味を入れたら、ぴっりっとしていいアクセントに。

食べ方

やっぱりご飯のお供が最強だと思う。味付けの時に汁多めに作ってごはんにかければ、夏バテでもサラサラ食べれちゃう。濃い目に作って長いもやオクラをいれてネバネバタイプにすると、on the冷奴がおススメ。